1973年度 第6回魚類学会年会
【日 時】
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1973年3月31日(土)~ 4月1日(日)
【会 場】
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東京水産大学(参加者約100名)
3月31日(土),9時30分から11時30分まで
友田 淑郎(国立科博),中島経夫:壱岐島産魚類化石の予察的研究(II)
加藤 文男(武生高):伊勢湾に降海するマスの一種(
Oncorhynchus
sp.)の形態と生態について
鈴木 克美・小林 弘治・日置 勝三(東海大海洋),坂本隆志(金沢水族館):駿河湾内浦沿岸にみられるサクラダイ
Sacura margaritacea
の生態について
今井 貞彦・本田 晴朗(鹿大水産):ナガサキスズメダイの生活史
竹内 直政(日釣振):人工ふ化した稚アユの標識放流経過について
多部田 修・高井 徹・松井 魁(水大校):わが国で養成されているウナギ類について
広崎 芳次(江ノ島水族館)・阿部宗明(東海水研):フサカサゴ科
Rhinopias
属の1新種とその生態
4月1日(日),9時から12時,16時30分から11時30分まで
石山 礼蔵・兵頭 秀樹(東水大):日本近海産コチ属の分類と分布について
福所 邦彦(長崎水試):イシダイ稚仔魚飼育指標としての斑紋の形成
原田 輝雄・熊井 英水・村田 修・中村 元二・宮下 盛(近大水研):養成したイシガキダイ(♀)とイシダイ(♂)の雑種F1の形態
沖山 宗雄(日本海水研):日本海から初めて採集されたクロマグロの後期仔魚
宗宮 弘明・田村 保(名大農,水産):“黄色水晶体”魚
Argyropelecus sladeni
Reganの眼について
本間 義治・吉江 紀夫(新潟大理):アユの内分泌腺に関する研究?IX.成熟に伴う下垂体腺細胞の変化
本間 義治(新潟大理)・松井 魁(水大校):長期間飢餓したウナギの組織学的観察
木村 紀彦(群馬水試):ニジマス幽門垂上皮のpear-shaped cellおよび“小胞細胞”の微細構造
工藤 重治(群馬大医,解剖)・黒沢 団・国峯 一声・信沢 邦宏・小林 茂(群馬水試):IPN症のニジマスにおける膵臓および肝臓の電顕的観察
仲谷 一宏(北大水産):日本産ヤモリザメ属の魚類について
井田 斉(東大資料館):タイワンイカナゴ類の形態と分類について
森 慶一郎(遠洋水研):シイラ
Coryphaena hipurus
とエビスシイラ
C. equiselis
の地理的分布における差異
中村泉(京大農,水産):チリー沿岸に分布するミナミダラ
Micromesistius
sp. について
吉野 哲夫(京大農,水産):日本近海産アカトビおよびその近縁種の分類
中村 守純(国科博)・小林 弘(日女大):3倍体のヒブナについて
上野 輝弥(ルーテル神大):オステオグロッスム目魚類の染色体と類縁関係